A case of massive hemothorax induced by computed tomography-guided needle biopsy Article Swipe
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Masashi Iwasaki
,
Satoshi Hamada
,
Ryoji Matsumoto
,
Tsunehiro Ii
·
YOU?
·
· 2022
· Open Access
·
· DOI: https://doi.org/10.2995/jacsurg.36.785
· OA: W4308988367
YOU?
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· 2022
· Open Access
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· DOI: https://doi.org/10.2995/jacsurg.36.785
· OA: W4308988367
症例は慢性心房細動と特発性間質性肺炎,慢性閉塞性肺疾患の既往を有し,プレドニゾロン及びアピキサバン内服中の81歳,男性.胸部CTで左下葉に1.7 cmの結節を認め,CTガイド下生検を施行した.アピキサバンは検査の24時間前に中止し,18ゲージの生検針にて1回穿刺した.穿刺時に気胸が発生し,12 Frアスピレーションチューブを挿入して検査を中止した.3時間後にショックバイタルになり,胸部単純X線及びCTで左大量血胸が確認され,緊急で胸腔鏡下血腫除去術及び止血術を行った.約600 mLの血液を除去し,左下葉穿刺部から非拍動性出血が認められ,焼灼凝固にて止血した.周術期合併症なく術後9日目に退院した.血胸はCTガイド下生検後の非常に稀な合併症であり,肋間動静脈や内胸動静脈に起因することが多いが,本症例のように肺実質から出血することがあるため.CT下生検後は血胸の発生も念頭におく必要がある.
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